8月9日から8月12日までの4日間、山梨県にて夏合宿を実施いたしました。また、8月12日には山梨大学剣道部様主催の第2回関東近県大学剣道強化練成会に参加させていただきました。この4日間で普段の稽古と異なり落ち着いた環境で密に稽古が行え、かつ合宿の円滑な運営を進められるよう各部員が努めることで剣道面でも生活面でも大きな学びを得ることができました。
昨年に引き続き、学年・個人ごとに剣道面での目標と生活面での目標を立て、それらを紙に書き出して掲示しました。このことにより、目標を常に意識して行動することができました。
↑各学年の目標
今年は全体を通しての課題を踏まえた練習メニューを事前に準備してから合宿に臨みました。
1日目は交通渋滞の影響で宿舎への到着が予定よりも遅くなってしまった影響で練習時間が短くなってしまいましたが、追い打ちや技の研究など短時間で集中して稽古をすることができました。
2日目には各学年が考案した練習メニューを実施し、現状自分たちが持っている課題の解決に努めました。
1日目と2日目には夜練を実施し、昼間の練習で学んだことの反復練習や、地稽古による実践的な練習を行いました。
↑稽古の様子
3日目には顧問の久下先生がいらっしゃってくださいました。午後から部員を2チームに分けての紅白戦の後、地稽古を行いました。最後に全員が10本ずつ号令をかけて合計290本の跳躍素振りを行って合宿の稽古の締めくくりとしました。
↑紅白戦の様子
3日目の夜にはバーベキューと花火を行いました。バーベキュー中は雨が降ってしまいましたが宿舎の軒下をお借りして鉄板で焼きながらの食事は学年を越えて交流を大いに深めることができました。雨上がりにはきれいな星空を見ることができました。ちょうどペルセウス座流星群が活動をピークを迎える時期と重なったためか、流れ星を見ることができた部員もいたようです。
↑花火・バーベキューの様子
4日目には第2回関東近県大学剣道強化練成会に参加し、様々な大学と練習試合をさせていただくことができました。当日は体育館の気温が40度を超えるほど暑くなりましたが最後まで全力を尽くして練習試合に取り組むことができました。関東甲信越大会に出場する大学も多数参加していた今回の練成会で3日間の集中的な稽古で身に着けたことを実戦で試すことができました。
↑練成会の様子
本合宿を通して、8月24日より開催されます関東甲信越体育大会や9月の関東学生優勝大会、関東女子学生優勝大会に向けて各個人の技術的な向上だけでなく、チームとしての団結力も強化することができました。
無事に合宿が終えられたこと、大変お世話になった宿舎の皆様、練成会を主催してくださった山梨大学剣道部様、さらにはご支援をいただきましたOBOGの皆様、差し入れ等ご準備いただきました保護者の皆様には心より感謝を申し上げます。
↑宿への挨拶
↑集合写真
この合宿で得られたことを生かして今後も千葉大学体育会剣道部として邁進してまいります。
2024年8月17日 千葉大学体育会剣道部